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おかげ犬

おかげ犬
を御存知ですか?

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江戸時代、伊勢参りが大流行した時期に、
病気やけがなどの都合で、本人が参拝できない人の代わりに、犬をお参りに送っていた風習があります。

犬の首に、
しめ縄と
お札代や餌代となるお金、
「お伊勢参りに行くこと」「飼い主の住所と名前」の手紙や札をつけておきます。

こうすると旅人たちが引き継ぎながら犬を伊勢まで連れて行ってくれるというわけです。
道中、街道の宿屋や茶屋の方々が食事を与えるなどのお世話をしてくれました。
代わりにその袋から代金をもらっていたそうです。

お伊勢に着いた犬はお札を買い、無事にご主人のもとに帰ったのです。

道中は、犬に食事を与えても餌代をいただかず、
反対に「立派な犬だ」とお金を足す人もいたそうです。
おかげ参りをする犬からお金を盗むような不届き者もいなかったとのこと。

今の時代では考えられないですね。
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まず、犬を送るためには、当然ですが、しつけができていないと話になりません。
・他人、他犬に危害を加えない
・無駄吠えしない
・ひっぱらない
・拾い食いしない
当時の人たちは、自然と、しつけ教室なんか行かなくても、上手にしつけができていたんですね。

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また、今時、犬がお金を抱えて歩いていたら、間違いなく盗まれます。
都市部では、ひったくりが日常茶飯事ですから、無事に帰って来れるはずがありません。
当時は、信仰もあつく、善に対しては善、礼義や節度があったんですね。
むかしの日本はよかった。 っとお年寄りがいうのもうなづけます。
今の時代、どうでしょうか。

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伊勢神宮では、ペットは連れていくことはできません。
橋手前の守衛所で、無料で預かってくれます。 (予約不可、15匹くらいまで)

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注意事項として、
参拝時のみお預かりするので、速やかにひきとりにくること。
無駄吠えする犬は預かれない
中でそそうしたばあいは、自分で掃除すること

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意外と柵は金属ではなく、竹と麻ひものような自然素材でした。
咬んだら壊せそう・・・
金太郎くん、おるすばんです。
「何か、ボク、わるいことしましたか?」

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参拝がおわり、迎えに来ました。
行儀よく、静かに待っていました。

無事に、釈放?です。
金太郎:「やっと外にでれるぜー」

となりにいた、プードルやポメラニアンは、かなりうるさく吠え続けていました。
ペットと旅行するなら、最低限のしつけはしてほしいものです。
そうしないと、ますます、「ペットお断り!」が増えてしまいます。

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帰りには、赤福でごちそうさまです♪
道中、真っ白でおとなしく、おかげ犬に似ているのか、たくさんの人に声をかけていただきました。

おかげ犬の話をきくと、今の世の中、便利になったかわりに、大切なものを失ってしまったように思えてなりません。

ただ、観光にいくだけでなく、こういった事も勉強しながら行くと、より深く思うことが、たくさんありますね。


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