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犬は暑さに弱い

いつのまにか梅雨が明け、今年の夏も暑くなりそうです。
昨年の夏は9月でも35度を越え続け、10月に入っても30度ありました。
おかげで10月でもダイビングできたわけですが・・・

昨年の異常な暑さに、人も犬も相当倒れたと聞きます。
当院にこそ来院されませんでしたが、相当数の犬が亡くなりました。
ことしも梅雨明けが早く、これからさらに猛暑となるので、注意が必要です。
特に心臓の悪い犬と短頭種は、できるかぎりの対策をしてください。




犬は暑さに弱く、猫は寒さに弱い。

犬の起源はオオカミで、シベリアなど寒い北国が原産です。
猫は砂漠のエジプト付近が起源であり、熱や乾燥に強いです。

昔と違い、今は最高気温が38度を超えることが珍しくなく、特に日が当たるところでは50度を超えます。
自分の体温より高い場合、扇風機をつけようが、日陰にいようが、体温を下げようがありません。
熱中症 になります。

特に心臓が悪い犬を飼っている場合、熱い空気=低酸素 なので呼吸困難をおこしやすくなります。
心臓が悪い犬は、心臓病のお薬で、咳や失神などの症状を緩和する方法がありますので、御相談ください。
去年は、心臓が悪いのに、お薬を飲んでいなかった犬がたくさん亡くなってしまい、とても残念でした。
大切に可愛がってきた家族としての犬が、防げるはずの病気で亡くなるのは、つらいです。

短頭種の犬も要注意です。
パグ、ブルドック、フレンチブル、ボストンテリア、キャバリア、シーズー、ペキニーズ、狆など。
これらの犬は、先天的に酸素を十分に吸えない気管であり、ただでさえ苦しいのに、熱いのは特に苦手です。
短頭種の場合は、特に興奮したさいに失神し、そのまま帰らぬ命になることが多いです。
興奮しないようしつけも大事ですが、失神したさいの人工呼吸の方法も教えてもらいましょう。

短頭種(パグ・ブル系)で10歳以上の犬をほとんどみかけませんよね?なぜかわかりますか?
たいてい6,7歳くらいで、原因不明(呼吸困難)で突然死するからです。
これから、飼われる人は、そういう犬だと勉強してから飼って欲しいと思います。

この暑さを防ぐには、クーラーしかありません。
節電だとも言われていますが、電気代をケチっていたら、死んじゃいます。
心臓病の犬、短頭種の犬は、6月~10月はエアコンを必ずつけっぱなしにしてください。
夜もです! (亡くなるのは、大抵エアコンを切った夜が多い!)
エアコンの設定温度ですが、25度以下です。
心臓病末期の場合は22度です。
心臓病の薬代にくらべれば、電気代なんて安い物です。

夏は暑くて嫌いな人も多いかと思いますが、汗をかき、体に貯まった老廃物を排出する大事な季節です。
(老廃物が出ていかないと、痒くなります)
涼しい時間に、しっかり運動して、汗をながしましょう。














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